妊娠、出産前後の生理ってどうなる?
妊娠すると、当然ながら生理は止まります。これはほとんどの方がご存知でしょう。子宮の中には赤ちゃんが育っているのですから、そんな中に生理が来たら大変なことになりますよね。妊娠中に出血する不正出血もありますが、これは生理とはまた違います。一度妊娠して止まった生理は、妊娠が継続する間ずっと止まったままです。では、出産後の生理はどうなるのでしょうか?出産をして、子宮から赤ちゃんが出されたからといって、生理はすぐには来ません。ただ、悪露と呼ばれる出血はあります。産後、大きくなった子宮は、数週間かけて元のサイズに戻ります。そして、次の妊娠の準備をするのです。それでは、産後、どのぐらいで生理は再開するものなのでしょうか?実は、これには本当に個人差があります。1ヶ月程度で始まる人もいれば、2年経っても始まらない人がいます。大体の目安は、半年後とも聞きますが、あくまでも目安です。授乳をしていない人の方が、授乳をしている人に比べると、生理再開は早いと言われています。これは、プロラクチンというホルモンの卵巣抑制作用によって起こるようです。しかし、完全母乳で育てていても生理再開の早い人もいれば、遅い人もいます。なので、やはり、個人差が非常に大きいのでしょう。ただ、生理が再開していなくても、排卵が起こっている可能性はあります。生理の有無に関わらず、しっかりと家族計画する必要があるのです。